抗ウイルス療法
体内からウイルスを排除すれば、肝硬変や肝がんに進展するリスクを下げることができます※ので、これがC型肝炎治療の第一目標となります。可能であれば、できるだけ早期に抗ウイルス療法を開始することが大切です。
※ウイルスの排除によりすべてのリスクを下げることができる訳ではありません。
- インターフェロンを使わない治療※(飲み薬) 服用期間8週間~24週間
- インターフェロンを中心とした治療法(注射+飲み薬)
- インターフェロン(注射)
※注射薬のインターフェロンを使わず、飲み薬(直接作用型抗ウイルス剤:DAA)だけでウイルス排除を行う治療法を「インターフェロンフリー治療」と言います。
肝庇護療法
抗ウイルス療法が行えない患者さんに対して行われます。
ウイルスを排除する効果はありませんが、肝炎の炎症を抑え、病気の進展を予防する治療方法です。
- 薬物療法(注射または飲み薬)
- 体内の血液を外部に排出(瀉血)することで症状の改善を求める治療法
【監修】 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学 教授 竹原 徹郎先生
2024年9月掲載
JP-MAVI-180196-12.02024年9月掲載
JP-MAVI-200030-8.0