安心して肝炎治療を受けて頂くための、かかりつけ医と専門医の連携プレー
かかりつけ医で血液検査を受け、C型肝炎と診断されたら、より詳しい検査機器などを揃えた肝臓専門医を受診しましょう。 近くの肝臓専門医はかかりつけ医に紹介してもらうことができます。
ふだん診療を受けているかかりつけ医と肝臓専門医が患者さんの検査データや治療経過などの情報を共有し、互いに連携しながら、それぞれのメリットを活かした治療を進めていくことを「病診連携」と呼びます。
身近な健康相談ができるかかりつけ医と、肝臓病に詳しい専門医が一緒になりC型肝炎の治療に当たってくれることで、安心して治療にのぞむことができるのではないでしょうか。
一般的なC型肝炎の通院パターン
C型肝炎ウイルスに感染していることがわかったら、専門医で詳細な検査と治療計画を立ててもらいます。その計画をもとに通常はかかりつけ医に通院し、薬の処方と診察を受けます。
その上で、定期的に専門医を受診し、治療効果や薬の副作用の有無などのチェックをしてもらいます。
かかりつけ医、専門医、そして患者さんご自身がひとつの輪のようにつながって治療を進めていくことがC型肝炎治療の病診連携です。
【監修】 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学 教授 竹原 徹郎先生
2024年9月掲載
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