助成の対象となる患者さん
C型慢性肝炎・C型代償性肝硬変で、インターフェロン治療またはインターフェロンフリー治療を受ける患者さんのうち、都道府県による審査を経て認定された方が対象となります。
具体的な申請手続きについては、最寄の医療助成手続きをご覧ください。
助成の対象となる医療の範囲
この制度によって軽減される医療費は、「インターフェロンフリー治療に関連する診察費や医療費のうち、保険適用となっているもの」です。
保険外の医療費、ウイルス排除を目的としない肝炎治療に関する医療費は、この制度の対象ではありません。
助成の対象となるもの
- インターフェロンフリー治療にかかる初診料、再診料、検査料、入院料、薬剤料で保険適用となっているもの
- インターフェロンフリー治療による副作用の治療で保険適用となっているもの(ただし治療を中断して行う副作用の治療については対象外)
助成の対象とならないもの
- 保険外の医療費(診断書等の文書料、差額ベッド代、入院時の食費など)
- ウイルスの排除を目的としないC型肝炎治療の医療費(肝庇護薬による治療やインターフェロンの少量長期治療など)
自己負担の上限額
この制度の対象であると認定されれば、自己負担の上限額は原則1ヵ月1万円(世帯所得の多い方は2万円)となります。
自己負担限度額(月額)※1
世帯※2の市町村民税(所得割)課税年額※3 | 自己負担限度額(月額) |
---|---|
235,000円以上 | 20,000円 |
235,000円未満 | 10,000円 |
※1:2024年7月現在
※2:世帯とは、患者さんを含む住民票上の世帯全員のことです。ただし、同じ住民票の世帯でも、実質的に生計を別にしていると認められる場合は、その人の収入を世帯の課税額合算対象から除外できます。
※3:市町村民税(所得割)課税年額は、市区町村役場で「世帯全員の課税証明書」をもらうことでわかります。
【監修】 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学 教授 竹原 徹郎先生
2024年9月掲載
JP-MAVI-180196-12.02024年9月掲載
JP-MAVI-200030-8.0